諏訪大社秋宮と春宮をつなぐ中山道。秋宮の近くに酒屋さんがあります。酒屋さんってどんなイメージですか?二葉屋酒店にいくと店長の熱い思いを体現した角打ちスペースと、下諏訪が世界に誇るビールが待ってますよ。



江戸時代から地域に根づいていた二葉屋さん
中山道が眼の前のため、江戸時代は宿場町として様々な人が足を止めました。中山道では徒歩以外にも馬で通行する人もいたのです。二葉屋さんは馬の蹄につける鉄器(馬蹄鉄)の鍛冶屋を営んでいました。当時は鍛冶屋一本ではなく何でも屋としてタバコやお酒も販売していました。懐古物語コーナーでは昔の生活道具を展示しています。


現店長の清水さんのひいお爺様が現在の二葉屋の礎をつくったのですが、ひいお爺様は明治生まれ!酒店としてだけでも150年ぐらいの歴史があるんですね。店内は令和に入ってリニューアルされたためとてもきれいです。地域の地酒がたくさんおいてありますよ。


角打ちにかける熱い思いを体現
昔の人は日銭生活。お店でゆっくり飲めるお金もないし、家に帰るとお母ちゃんにお金を取られてしまう。そんな人が立ち飲みで一杯引っかけてから帰るのに角打ちが利用されていました。昔の酒飲み文化を復活したいという熱い思いで作ったのが角打ちスペース。暖簾の「一水」はお祖母様が営んでいた小料理屋の名前から取ったそうです。中山道をみつつ江戸時代に思いを馳せてお酒を飲んでみてはいかがでしょう?


角打ちメニューはどれも地酒の名品で一杯550円。どちらも美味しい酒をつくる酒蔵さんですが、全国流通量は少なめ。この機会を逃すとなかなか飲めません!


諏訪は日本酒だけじゃない!世界に認められたビールと実飲感想
下諏訪にあるMUGIKURA BREWINGさん。国際的なビールの品評会「ワールド・ビア・アワード2024」のライスビール部門で2年連続世界一を達成しているクラフトビール醸造なんです。


おすすめいただいたのはMUGIKURA BREWINGさんの白椿。こちらもお米で作ったビールです。最初の口当たりが華やか。お米を感じるポイントは口の中でテイスティングしている最中で、途中にしっかりビールの味も味わえます。あとに残る苦みも少ないので、ビールが苦手な方でも飲みやすいビールです。基本的に白身魚の刺し身などあっさりした食材と合わせるといいと思います。お花見の一杯目で飲めたら最高!と感じました。


以上、下諏訪にある酒屋さん。二葉屋酒店さんの紹介でした。諏訪大社秋宮の近くにありますので寄ってみてください。
店舗基本情報
- 店舗名:二葉屋酒店
- サイトURL:公式HP
- アクセス:
- 徒歩:下諏訪駅から13分
- 車:下諏訪駅から4分
- 駐車場:あり
- 店舗位置:


